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ともやのスペイン通信 - 第43号 年賀状

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m_perfil.gif第43号 年賀状2005/01/16 9:00 am

年賀状の挨拶なんて虚礼といわれて久しいが、わしは常日頃の無精のお許しを請い、同時に生存の証しというか「まだ生きておるよ!」と伝えるのによいきっかけとして便乗させてもらっている。

いただいく賀状の内容はいろいろだ。本人の生き様や世界観をなにげなくサラッと書いてくださったもの。役所が自分たちの責任を回避するために不必要に規制し、なにがふれあいだ!と憤る人。なんでもよしよしと話せる人や話せる親など、物分りのよすぎる人間の存在が生と邪の判断力をゆがめてしまったと嘆く人……。

今年も大変ありがたく拝読させてもらった。そのなかでも「昨年の秋もゼミ生とアベマキのどんぐりからでん粉を採取して韓国風トトリムックを楽しみました」と餅系統の雑穀研究では世界的大学者Z氏からの賀状は、インド洋の津波や第二次大戦末期の自分の経験やらと思いが重なってつい考え込んでしまった。

何百年?現代の日本人は仮に大津波で全部持っていかれてしまったら、自分の肉体を持ちこたえる能力と知識が果たしてあるんだろうか?

むかしは城にどんぐりを植え糧道を断たれた時の非常食としたし、農民も屋根裏にしまいこんで飢饉に対応した。もちろんでん粉を採取なんて高度な技術はないが、水に長いこと浸してアクを抜き、蒸してキビや熊笹の実などとともに餅にして食べた。スペインでもワインビネガーでアク抜きして乾燥粉末とし、アワ・トウモロコシと混ぜて団子を作ってオリーブ油で焼いて食べた。

外出文化に毒され、外食と手抜き食品に慣れきってしまった現代文明社会人は、ひとりぼっちにされたら生きていく個体保持能力なんて微妙なものだろう。そんなときは外から援助をしてくれるから大丈夫!と考える人は、自分を自分で管理できない無責任人間じゃなかろうか。どうもこの辺りの生きざまが普通になってきたようで、人間仕立て直しのときかな。

【追伸】 もうすぐ年賀状のお年玉の抽選やな。切手シートが当たったら日本までもらいにいこうかなー。

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72号 年賀状さまざま2008-02-01/09:23:02
日本で投函された年賀状の拝受もようやく完了したようだ。...more
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